秋のプレコンサート

                   🎼P oE m 🎼

title:『秋のプレコンサート』

****

ママチャリを漕ぎながら夜空を仰ぐ。

****

葉月の末日は、不思議に満ちている。

日中は蝉がミンミン鳴き、

夜は秋の虫の四重奏。

****

昼の蝉の唄は夏のエンディングソング、

夜の鈴虫、コオロギ、クツワムシ、松虫のカルテットの演奏は、秋のプレコンサートと言ったところか。

****

ママチャリを漕ぎながら夜空を仰ぐと、見えるのが満月。

****

ゴッホのフォービズムの油絵の様に、力強い満月だ。

****

金色と茶色とベージュが混ざり合った、ルナティックなムーンライト。

****

カルテットのBGMが、芸術の秋のムードを高める。

****

ぼくはママチャリを漕ぎながら、

感受性とポエジーのギアを目いっぱい上げた。

****

Märchen 喫茶店

f:id:BookU:20180826013129j:plainf:id:BookU:20180826013159j:plainf:id:BookU:20180826013237j:plain


この前、メルヘンな喫茶店へ行きました。場所は西東京の田舎に在るのですが、外観は中世ドイツの古城といったところでしょうか。


店内には、やはりドイツを意識しているのか、ヘルマンヘッセの詩集が何冊か置いてありました。


因みに、店の外の駐車場には、

メルセデスベンツが停まっていました。


ドイツ三昧で、且つ

Märchenなカフェでした。

冷やし中華ではなくて、はてなブログ、はじめました

 はじめまして。

ブログの利用 初めてで、

何書いていいのか分からないので、

とりあえず、一昨日の「海の日」に

訪れた、鎌倉の海辺の情景を詠ったポエムを綴ります。


f:id:BookU:20180718185347j:plain

 

TITLE of POEM 「鎌倉の海」

*****

鎌倉の海

アクアマリンの液体が揺れ、

海面に溢れるプラチナ

上空に、翼を広げた2羽の鳶

鮮やかなブルースカイを旋回し、

「ピーひょろひょろ」と、

不可思議なサマーソングを歌う

水平線には、限りなく透明に近い、

パライバトルマリンの輝き

砂浜には貝殻の破片が埋まっている

まるでショパンの分散和音の様に、

芸術的な配置で、

砂浜に散らばっているのだ

ひとかけらの貝殻をボクは拾い、

太陽のヒカリに充ててみた

すると、虹色に輝いた

***** -fin-